【出演報告】IGアリーナ オープニングセレモニーにて演奏させていただきました

2025年5月31日、名古屋市に完成した「IGアリーナ」(愛知国際アリーナ)の開業式典が華やかに開催され、オープニングセレモニーに出演させていただきました。
この記念すべき舞台の演出は、TOBE代表の滝沢秀明さん。
一流のダンサー、スポーツ選手、オーケストラの皆様とともに、華やかで壮大なセレモニーに関われたことを、心より光栄に思っております。
音楽監督からのご信頼と、ひとつのシーンを託された責任
今回のセレモニーでは、演出の一部シーンにおいて音楽監督より和太鼓パートの表現を一任いただきました。
シーンの意図を読み取り、演出と一体となるよう全身で音を届ける。
その役目を果たすべく、当日は「まといの会」としての姿勢と、和太鼓表現者としての誇りを胸に、全力で舞台に臨みました。
背中越しではありましたが、ニュース映像などで演奏姿をご覧くださった方々からご連絡をいただくこともあり、大きな反響を感じております。
和太鼓×舞台芸術・他分野コラボの可能性
和太鼓は、その迫力ある音色と躍動感により、さまざまな舞台芸術やスポーツイベントと非常に相性の良い表現です。
「身体の深くまで響き、心を揺さぶり、感性を豊かに育む」と言われるほど、ダンサーや光の演出との共演によって、さらにその魅力が際立ちます。
たとえばIGアリーナ式典では、レーザー光線と光の演出の中で和太鼓が響き渡り、フィギュアスケート金メダリスト・荒川静香さんや村上佳菜子さんの舞との融合が、相乗効果を生み出しました。
ダンサー、バレエ、創作舞踊との共演では、体の動きと太鼓のリズムがシンクロし、観る者の心に強く残る舞台となります。
和太鼓は「生きた表現」〜時代と共に進化する伝統〜
和太鼓は古来の伝統を受け継ぎながら、時代とともに進化を続ける「生きた表現」です。
今回のような大規模イベントでも、音響・照明・ダンス・オーケストラと融合しながら、舞台の「衝動」を体現する力があると実感しました。
「まといの会」では、和太鼓をただの伝統芸能として捉えるのではなく、芸術・エンターテインメント・スポーツなど多分野とつながることで、新しい価値の創造を目指しています。
他ジャンルで活動されている皆様とのコラボレーションも歓迎しております。
舞台演出、イベント、映像作品などでのご相談も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
表現活動を通して大切にしていること
私が活動の中心に置いているのは、「自己表現の爆発」と「共創の喜び」です。
「まといの会」は、叩く技術よりも「心の音」を大切にする集団です。
誰かの感情や記憶に響く音を、舞台上で共有する。
それがどれほど難しく、そして尊いことか。
今回のIGアリーナという大舞台でも、「心の伝達」を強く意識して臨みました。
私たちが大切にしている演奏姿勢と芸術観
私たちが和太鼓演奏で最も大切にしているのは、「心・技・体の一体感」と「情熱と共感の共有」です。
和太鼓の音は、聴く人の身体深くに響き、感情を揺さぶる力があります。
その響きを最大限に引き出すため、身体全体でリズムに乗り、仲間と呼吸を合わせ、一打ごとに心を込めて音を重ねます。
伝統と創造の両立
和太鼓には日本古来の神事や祭りに根ざした歴史と精神がありますが、現代の舞台では新しい解釈や演出も求められます。
伝統の「腹を響かせる緩急」や「型の美しさ」を大切にしつつ、光や映像、他ジャンルとのコラボレーションによって、常に新たな表現に挑戦しています。
観客との一体感
演奏は「見せるもの」であると同時に「体感するもの」。
観客が太鼓の振動を身体で感じ、思わず手拍子や声援を送る瞬間を創りたい。
そのため、MCや笑顔の交流を通して、「一緒に作る祭り」のような熱量を舞台と客席に生み出せるよう心がけています。
和太鼓演奏のご依頼・お問い合わせ
和太鼓パフォーマンスの演出・企画、ステージやイベントでの演奏依頼は随時承っております。
企業式典、スポーツイベント、祭りや舞台公演など、ご要望に合わせた演出をご提案いたします。
「伝統と革新」をテーマに、心と身体を揺さぶる演奏で、イベントを特別なものに。
演奏依頼・ご相談は下記ページよりお気軽にご連絡ください。
▶ IGアリーナ関連リンク
おわりに
この度の経験を糧に、和太鼓の可能性をさらに広げ、芸術表現のフィールドを越えていく活動を続けてまいります。
引き続き、「まといの会」および神谷俊一郎の活動にご注目いただけましたら幸いです。

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