和太鼓奏者・神谷俊一郎

神谷俊一郎とは
愛知県安城市出身の和太鼓奏者。9歳から地元の祭りで太鼓に親しみ、和太鼓ユニット光のお二人の元で研鑽を積む。高校卒業後は国内外で圧倒的なパフォーマンスを誇る和太鼓エンターテインメント集団 DRUM TAO に加入し、21歳で日本を代表し、佐渡島を拠点に置く「太鼓芸能集団 鼓童(KODO)」へ参加。2017年に鼓童から独立して以降は、演奏家・演出家・作曲家として活動しており、全米最大のアートフェス「Burning Man」出演をはじめ、世界各地で1000公演以上の舞台経験を重ねる。和太鼓の強烈な音色と多様な表現力で、人の心を揺さぶる演奏が特徴。
私の強みは、世界中に太鼓仲間がいることです。
神谷俊一郎 wiki▶︎shun-matoinokai.comja.wikipedia.org

和太鼓で伝えたい想い
私は「太鼓はただ叩くだけのものではなく、人と人を繋ぐための手段であり道具」だと信じています。あえて楽器ではなく手段と道具と表記した理由は、もともと音楽を奏でる為に作られたものではないからです。遠いところにいる同じコミュニティで生活している人々へ、時間の伝達や戦の際に合図として使用したり、時には、雨が降って欲しいと、目では見えない空間に向けて祈るように雨乞いの太鼓を鳴らしました。太鼓の音は一里先(約4km)まで届くと言われており、声では届かない距離でも太鼓の音ならどこまでも届くと信じていたからです。そんな人と”なにか”を繋ぐ手段だった和太鼓に幼少期から惹かれ、現在では太鼓を活用した舞台芸術活動や、まといの会という太鼓好きが全国から集まるコミュニティ団体の主宰などを行なっています。和太鼓の強烈な音の力と、身体全体を使った表現が、人の心の奥深くに響く瞬間を何度も目の当たりにしてきました。演奏とは、音を出すことではなく、“想いを届ける”行為そのもの。和太鼓は音色だけではなく表情、呼吸、空気感までが一体となって伝わる総合芸術です。
その場の空気を震わせ、観る人の心を揺さぶる。そんな“本物の演奏”こそが、私が目指す表現です。
私たちが目指している世界
私たちが行う芸術活動と地域活動は、先人の文化に敬意を払いつつ、今を懸命に生き、次世代へと繋ぐ。一人一人がヒーローになれて、居場所を感じられる暖かさと、厳しい練習と情熱的な演奏を通じて、感動や希望を届けることが目指すところです。
和太鼓×舞台芸術プロジェクト

2022年に発表された舞台『ZIQQURAT~ジッグラト~』では、旧約聖書の「バベルの塔」物語に着想を得て、和太鼓や舞踊、演劇を組み合わせて人々の「生命力」を表現し、国内外で高い評価を受けました。この当時は新型コロナウィルスでソーシャルディスタンスが叫ばれ、人と人の分断が起きました。バベルの塔は最後に散り散りになってしまう物語ですが、人の力強さを今作品で表現しました。名古屋市ちくさ座で初演され大きな反響を呼び、その後も彩の国さいたま芸術劇場やエストニア国際芸術祭「tartu2024」などで再演されています。
▶︎プレスリリースはこちら:prtimes.jp
▶︎ PVはこちら:https://www.youtube.com/watch?v=lZjAj6pGvPs
続いて2025年1月には旧約聖書のカインとアベルの物語を題材にした新作舞台『ツァディク(TZADDIK)』が名古屋市千種文化小劇場で世界初演。この作品では、兄弟の対立を「正しい(ツァディク)とは何か?」という普遍的テーマに置き換え、大人から子どもまで没入できるドラマチックな演出で展開されました。
▶︎プレスリリースはこちら:prtimes.jp
▶︎ PVはこちら:https://www.youtube.com/watch?v=RlsLiGlF8w8
まといの会とコミュニティづくり

「太鼓の音は一里先(4km)まで届く」ことに着目し、和太鼓を通じた地域活性や交流にも注力しています。2017年には和太鼓を核に人が集う場を作るため、地元の若手奏者らと演奏集団「まといの会」を立ち上げました。まといの会は自主公演「まといあわせvol1~6」や交流イベントを成功させ、全国各地での出演を通じて多様な人々をつないでいます。また、2026年5月には、まといの会として台湾公演が予定されています。
▶︎まといの会とは:https://www.shun-matoinokai.com/matoinokai/
▶︎PVはこちら:https://youtu.be/wxTG0nMh_v4
劇場だけではなく、学校・児童養護施設などで和太鼓のワークショップを実施し、和楽器の魅力を伝える活動を展開。特に企業向けにはチームビルディングのプログラムも提供しており、音楽演奏を通じて組織内の結束強化やコミュニケーション促進に貢献しています。
▶︎チームビルディングHPはこちら:https://yuranza.com/taiko-workshop/
▶︎記事はこちら:https://www.shun-matoinokai.com/post-3888/
TAIKO CAREと音楽スタジオ「太鼓天国 西三河店」

愛知県安城市の安城コロナワールド内に位置し、50帖の多目的スタジオ5室と1,500台分の駐車場を備えて24時間営業しています。太鼓演奏やバンド練習、ダンスなど幅広い用途に対応しており、リハーサルスタジオとして適した環境を提供しています。
▶︎「太鼓天国」のHPはこちら:https://taikotengoku.com/
▶︎記事はこちら:https://www.shun-matoinokai.com/okazaki-taiko-studio/
実用面でも新たな価値創造に取り組んでいます。2021年には和太鼓の革専用専用洗浄剤『TAIKO CARE』を世界初開発し、発売しました。この製品は太鼓革の「黒ずみ」や汚れを落としつつ、保湿効果で打面を適度に保つことができ、太鼓本来の音色と美しさを長期間維持する点が評価されています。現在は国内外合わせて、25店舗の太鼓店にて販売しています。
▶︎TAIKOCAREのHPはこちら:https://www.shun-matoinokai.com/taiko-care/
▶︎記事はこちら:https://www.okachu.com/blog/3826/
和太鼓 × マーケティング × 映像=「総合ブランディング提案」
神谷俊一郎は、自身の演奏に加え、マーケティングや映像制作を担う専門チームと連携しています。
そのため、イベントそのものだけでなく:
- 映像演出(オープニング/記録)
- SNS戦略(リール動画・PR投稿用素材)
- ブランドストーリーに合わせた構成演出
など、目的に合わせた本格的なブランディング提案も可能です。
確かな実績と“意味ある演奏”を
神谷俊一郎の演奏は、単なる“余興”ではありません。
観る人の感情を動かす作品であり、企業や主催者の想いを“形にする”アートです。
企業理念やブランドストーリーに合わせた演出を行うことで、「音と視覚でブランド価値を高める」ことが可能です。
ご対応可能なイベント例:
- 企業周年記念イベント
- ブランドローンチ・PR
- 国際会議・表彰式
- VIP向け会食・商談前アトラクション
- 社内研修・チームビルディングプログラム
- インバウンド旅行者向け体験コンテンツ
事例と演出コンセプト:
- 周年記念イベント(例:外資系企業50周年) → 社史に沿った構成演出とナレーション×太鼓演奏で、記念の一日に感動と余韻を。
- 国際会議でのオープニングアクト → 多国籍ゲストに向けた“日本文化の象徴”として、太鼓の迫力と美を披露。客席にいた方々からは、日本の力強さを世界の人に見てもらえて、自分のことのように誇らしかったというご感想をいただきました。
- ブランドPRイベント → ロゴカラーやメッセージに連動した舞台演出。音・照明・映像が連動したブランディング型演出。

その他の活動実績(一部抜粋)🔻
- 国際芸術祭 TARTU 2024(エストニア) – 2024年8月、エストニアで開催された「Tartu 2024」に招聘され、芸術祭クロージングで「ジックラト」を披露し、終演後は10分以上鳴り止まないスタンディングオーベーションに包まれました。
▶︎舞台批評はこちら:記事
▶︎詳細はこちら:ブログ - 国際交流・海外招聘 – 2019年には国際交流基金の招聘でミャンマー(ヤンゴン・ネピドー)にて演奏・共演し、現地国立交響楽団と共演する機会もありました。また2025年4月には米ロサンゼルスで同世代メンバーによる「Matoi No Kai LA」が発足し、新たに海外活動を展開しています。
▶︎Matoi No Kai LAはこちら:ブログ - 宿泊施設プロデュース– 星野リゾート磐梯山温泉ホテルで行う、エンタメ部門をプロデュースしています。演出、構成、作曲を担当。また、山梨県身延町にある覚林坊にて、現地の民話と身延に関わりの深い宮沢賢治さんの「春と修羅」から着想を得て、共同制作を行いました。
▶︎星野リゾート詳細:ブログ
▶︎覚林坊詳細:ブログ - IGアリーナオープニングセレモニー– 2025年5月に開催された、滝沢秀明さん演出のオプニングセレモニーに和太鼓奏者のリーダーとして出演しました。当日は、音楽監督から一部分お任せいただき、私たちの曲がメディアなどを通じて放映されました。
▶︎IGアリーナ詳細:ブログ
演奏・講演のご依頼
観る人の感情を揺さぶり、主催者の想いを音と表現で形にします。企画・演出の段階から関わる総合プロデュースを得意としており、たとえば周年イベントやブランドPRでは、海外進出企業のブランディング支援も含めた演出を提供できます。社内研修やチームビルディングでは、和太鼓体験を通じた参加型プログラムで組織の結束力強化をサポートします。また国際会議やVIP向け会食などでは、日本の伝統文化の「音」で参加者に忘れられない感動を提供します。多国籍言語が話せる専属のスタッフチームと協力し、イベント制作の全てを丸投げでご対応可能なことも私たちの強みです。イベント全体のブランディングをワンストップでご提案できます。
演奏依頼・企画相談・講演登壇などのお問い合わせは、公式サイトのお問い合わせページをご覧ください。皆さまのイベントを、和太鼓の迫力ある音色とともに盛り上げるお手伝いをいたします。
▶︎ お問い合わせフォームはこちら
プロフィール
愛知県安城市高棚町出身。
9歳のときに「高棚まつり保存会」と出会い、地域の祭りや伝統文化に親しむ。
学生時代「和太鼓ユニット光」より師事する。その後、「Drum TAO」の舞台を経験し、新潟県佐渡島に拠点を置く「太鼓芸能集団 鼓童」に所属。メンバーとして国内外で演奏活動を行う。
現在は、和太鼓・篠笛をはじめとする和楽器演奏や民俗舞踊の表現活動に加え、作曲・楽曲提供、演出、教育機関向けのワークショップにも力を注ぐ。和楽器にとどまらず、多様なアーティストとのコラボレーションを積極的に行い、日本全国はもとより、アメリカ、カナダ、ブラジル、フランス、スペイン、中国、ミャンマー、オーストラリアなど世界各国で長期ツアーを展開。ボストンシンフォニーホール、BAMなどで累計1000本以上の劇場公演を経験する。
これまでに、人間国宝・坂東玉三郎氏、指揮者・下野竜也氏、演出家・宮城總氏、歌舞伎俳優・尾上菊之助氏らと共演。また、歌手AI氏の「”和と洋”全国ツアー」に和楽器奏者として参加し、全米最大のアートフェスティバル「Burning Man」では、史上初の招待和楽器奏者として緊縛師・Hajime Kinoko氏とのコラボパフォーマンスを披露するなど、多岐にわたる活動を展開している。
2017年、和太鼓を中心に人々が集う場を作りたいという思いから「まといの会」を発足し、主宰。「まといあわせ vol.1~5」や「一里の太鼓」などの自主公演を成功させる。さらに、国内外での楽曲提供やワークショップを通じて、教育機関、企業のチームビルディング、介護・福祉施設などへの太鼓文化の普及にも尽力し、音楽スタジオ「太鼓天国」のプロデュースも行う。
その他の活動実績
- 2021年 世界初の太鼓革専用洗浄剤「TAIKOCARE」をプロデュース
- 2022年 バベルの塔を題材にした舞台作品「ジッグラト」を初演
- 2025年 カインとアベルを題材にした舞台作品「ツァディク」を初演。
受賞歴・所属
- 令和五年度 安城文化協会 文化奨励賞 受賞
- まといの会 主宰

和太鼓 奏者 有名人 和太鼓 演奏者 本物 和太鼓 パフォーマンス 愛知県 和太鼓 ブランディング 演奏依頼 和太鼓 ワークショップ 企業向け
関連記事

BS朝日「自分流 知の探求者た
View »

【出演報告】IGアリーナ オー
View »

【新規取扱店のご紹介】東京都府
View »